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雪国での車の選び方とおすすめ車3選

  1. 初めに
  2. 雪国の特性&本州の人が見落としがちな視点
  3. 車の選び方
  4. これがおすすめ3選

この記事の狙い

北海道に転勤、引越しになった人、すでに北海道に住んでいる人で新たに車を購入、買い替えを考えている人へ車の購入を考える際に北海道で生活&筆者の父親が車屋で働いている経験から少しでも参考にある情報を提供します。

1 初めに

北海道は本州と違い気象環境、道路状況、人々の運転マナー等、注意する点が多数あります。それをある程度熟知していないと北海道での運転はなかなかハードルがたかいです。

[ 道路状況等にもよりますが本記事は道央圏(札幌周辺)を視点に作成しています。]

2 雪国の特性&本州の人が見落としがちな視点

1 気象環境

5月~10月にかけては雪がほぼなく、とても過ごしやすい環境です。(場所によっては濃霧が強かったりします。)この時期は、雨も本州に比べて基本少ないですね。

しかし、11月~4月にかけては厳しい冬の時期となります。雪のことを考えずに北海道の車事情は語れません。路面一面に雪が積もります。気温は連日マイナス温度、吹雪いて視界がホワイトアウトになる事もあります。たとえ自宅が駅近で通勤通学など交通の便が良くても、雪のせいで電車が止まったりする事もよくある日常です。あまりにも天気が悪い日などは子供を幼稚園や学校に送り迎えしたりすることもあるので、やはり自家用車は必要不可欠なのです。

冬季の車の購入に関する特性ですが…

(1) 滑る。埋まる。

⇒ まずは冬タイヤの購入です。スタッドレスの購入はもちろんマストです。

そして、制御の効いた(横滑り防止装置等)車を購入する。

⇒ 雪が積もって雪の段差が生まれるので、最低地上高がまあまあある車(基本は10cmですが、12cmとか、SUVなら15cm、本格的な奴だと20cm越えもあります。)が対策になります。

(2) 寒さ

渋滞でつかまったりは本州ほどしませんが、北海道は郊外に出ればガソリンスタンドが減ります。

ここで問題なのは、寒い時の車内の暖房はガソリンエンジンの熱が必要となります。それらを考慮すると、ガソリン車でハイブリッドがいいかなというのが意見です。

また、ディーゼルエンジン(軽油の車)の車は冬季の始動性が特性上悪いのでやや心配です。

(3) 地面が圧雪や氷でガタガタ(冬季の街中運転が絡む人)

とにかく地面が雪や氷でガタガタなんです。これがなかなか厄介で、タイヤが小さい車(軽自動車など)だと足がとられてしまいハンドル操作に手こずり事故を起こすリスクがあります。(私も最初はこれが嫌で運転をするのが億劫になったりしていました。)

2 道路環境

 北海道は基本道路が広いです。そして歩道も広いのですが、それは雪を捨てる場所なのです。夏は走りやすくていいのですが、冬は道幅が極端に減ります。まじで2車線が1車線になります。なので、アルファードとかランクルだと、車同士の並列、厳しいのかなとか思ったりします。ただ、ランクルやジープクラスなら路肩の雪を破壊できる可能性もあるのでありかも。

3 ドライバーの環境

  夏期間はよく速度を飛ばしがちです。逆に冬はゆっくり走るんですが、それでも総じて北海道民は速度を出す方だと思います。(私見)また、しかしスーパーの駐車場等は線が見えないため適当駐車になりがちです。

これは車の選び方には関係がないですが、そういう特性があります。総じておおらかなんです。

3 選び方

1 必要装備

  寒冷地仕様:新車で買うときに選択できます。SUBARU以外なら選択できるはず?バッテリー等が強化されているようです。別にノーマル使用でも大丈夫という話がありますが、北海道での活用が予想されるならば、追加費用が必要ですが、寒冷地仕様を選びましょう。

  四輪駆動:エンジンの力を4輪に伝えるのが、四輪駆動です。ブレーキは別に2駆でもかかります。四輪駆動のデメリットは費用が高い、最低地上高がやや下がる。、あと、曲がるときにやや外に膨らみやすい等がありますが、信号からのスタートや、坂道発進時など、動きたい時に動けないリスクを考えると4輪駆動であるメリットは大きいです。選べるならば選んでもよいかと。しかし、街中限定の人ならば逆に速度を発揮する場面が少ないので2駆でもよいかもしれません。

  フォグランプ:霧や雪の時に正面を照らす装置と思いきや、どちらかというと、周囲からわが車の存在を知らせるための重要な光です。特に冬の視界不良時は普通の前照灯では白色系の光りであるため、反射して見えずらく、相互に距離を取って運転する冬季の運転上ではフォグランプの存在はプラスアルファの装備としていいかと思います。リアフォグランプがあれば、後ろの車の追突が減るかもしれませんしね。

 冬タイヤの購入

 別サイトが調べればいいかと思いますが、概ね3~5年で交換のようです。私も4シーズン目で交換しています。売るときはアルミホイル付きの方が売りやすいですし、買うときも自分で交換できるため便利です。というか今タイヤだけ交換(ホイールを夏と共有)ってあまりないですね。

 スタッドレスの性能(値段)関してですが、ブリヂストンとヨコハマがツートップで他の国内メーカがその下に固まっていて、あとは良くわからないメーカーがあるという3つのグループのイメージで良いかと思います。性能差なんてものは正直わかりません。比較できないからですね。なので国内メーカの手ごろな奴をネットで買っています。後は財布と相談ですね。国内メーカー同士の性能差は経験上それほどないかな。というのが本音です。

4 車これがいいんじゃないか3選(独断と偏見)

ちなみに私はトヨタのノアに乗っています。これおすすめですよ。

(1) Mサイズミニバンで四輪駆動  ⇒(ノア、ヴォクシー、ステップワゴン、セレナ)

    幅は狭いほうがいいです。子連れならばミニバン一択。四駆は欲しいです。するとこれですね。北海道ではよく走ってます。フリードやシエンタを上げなかったのはタイヤが小さくなるのでややはまるリスクが上がるためなのと、排気量が差上がるため、夏期間の北海道の高速走行を加味してです。

(2) 余り大きくないSUV 大きくてもハリアー位 郊外なら大きいもの(ランクル・ラングラー)

    雪道で郊外を走る機会が多いならばSUVがいいと思います。やはり見た目通り悪路が多いからです。ただあんまり大きいSUVも考えもので、ドライビングテクニックや、駐車場、冬道のすれ違いでやや苦労します。

(3) エアロパーツがついていない車

    悪く言えばかっこ悪い車です(笑)エアロが雪を掻くラッセルになってしまいますし、氷とか路面のガタガタで割れる可能性があります。新車で買うときにエアロをつけるかつけないか選べるかと思いますが、つけないことをお勧めします。割れます。地面とのクリアランスが減る場合もあり、冬にエアロが割れている車をよく見ます。

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