こんにちは。まほまほです。
道外の方が何かしらの理由で札幌に行かないといけない。なんてことは人生で数回あるかもしれません。旅行やイベント参加の目的地として活用されることは道民としてはうれしい限りです。
しかし北海道は津軽海峡に挟まれしかも日本の北の端にあり、お世辞にも行きやすい場所ではありません。そんなことで今回は道内に実家があり、転勤族である夫を持つ私の経験を基に、道外から札幌へのアクセス方法についてお伝えしたいと思います。
本記事では、主要な出発地ごとに飛行機、新幹線、フェリーなどの利用時間や費用を詳しくご紹介します。また、料金等は都度都度で変わりますのでその都度調べてください。

まず結論
道外から北海道に行く場合、北東北以外の方は第一手段で飛行機が最良です。特に関東以西(静岡より西側)の方は特にです。
次いで新幹線&JR、最後にフェリー&車です。九州の方で飛行機が使えない場合はフェリー&車が新幹線&JRに勝つ場合がありますが、まずは飛行機を探すのが第一です。
まあ、問題は飛行機が飛ばない冬なんですけどね。💀
1. 東京・関東圏から札幌へのアクセス
飛行機
東京から札幌への最速の移動手段は飛行機です。羽田空港および成田空港から新千歳空港への直行便が多数運航されています。
所要時間は約1時間35分~1時間40分です。運賃は航空会社や予約時期によって異なりますが、LCC(格安航空会社)を利用すれば片道5,840円~12,210円程度で利用可能です。
一方、ANAやJALなどの大手航空会社の通常料金は約38,660円~38,760円ですが、早割や株主優待を利用することで、片道10,600円~19,380円程度まで抑えることができます。
ワンポイントアドバイスとして登記以外の時期であれば、格安航空会社を使用するのがありですが、冬季については大手航空会社を活用する方がいいかと思います。
理由は何といっても欠航時の振り替え便の多さと保障です。特に帰る際に飛ばなくなった。というときに振替の選択肢があるというだけで心の持ちようが違います。

新幹線+特急列車
東京から札幌へは、東北新幹線と北海道新幹線を利用する方法もあります。東京駅から新函館北斗駅まで新幹線で約4時間40分、新函館北斗駅から札幌駅までは特急列車で約3時間30分、合計で約8時間程度の旅程となります。
運賃は普通車指定席で片道約23,230円ですが、事前予約割引「お先にトクだ値スペシャル」を利用すれば、最大50%割引の11,610円で利用可能です。
ここで注意してもらいたいことは、関東圏の人であっても
安易に北海道へは新幹線と在来線で行っちゃうか。
なんて考えないことです。新函館北斗までは概ね計画通りつきますが、そこからの在来線は遅れる頻度が大です。道民の方はよくニュースで見ますが、JR北海道が悪いわけではないのですが、特に冬季のJRは大体遅れます。
それ以外の時期でも動物の飛び出しや老朽化した線路や車体の整備により何かしら遅延が発生していることがあります。
夫の職場の方も先日引っ越しの際に新幹線を活用して、函館で3時間待った。という話をしていました。
鉄路を使うのは時間はあくまでも当日中につくとして、確実性を取りたい時のみです。

フェリー
東京近郊から直接札幌へ向かうフェリーはありませんが、近隣の港から北海道へのフェリーを利用することが可能です。
関東圏では茨城県の大洗港から苫小牧港へのフェリーが運航されており、所要時間は約19時間、(逆向きは22時間ぐらいでした。)運賃は9,800円~69,500円程度です。苫小牧港から札幌市内へはバスや電車で約1時間30分~2時間程度でアクセスできます。 格安旅行ナビ
他に東北県の人ならば、仙台港から八戸港から函館港や苫小牧港へフェリーが毎日数本運航しています。所要4~8時間程度です。
また、日本海側では新潟、秋田から小樽港方面もあります。
フェリーは心理的障壁が高いですが、案外いい手段です。何よりも車を持っていけるという最大のメリットがあります。問題は時間がかかる。この一点です。

2. 大阪・関西圏から札幌へのアクセス
飛行機
関西国際空港や伊丹空港を例に挙げますが、料金は羽田ー札幌とあまり変わらず直行便が運航されています。
所要時間は約1時間50分~2時間10分です。運賃はLCCを利用すれば片道5,610円~、大手航空会社の通常料金は約74,710円ですが、早割や株主優待を利用することで費用を抑えれることが可能なのは上述のとおりです。

新幹線+特急列車
大阪から札幌へは、新幹線と特急列車を組み合わせる方法があります。
大阪駅から東京駅まで新幹線で約2時間30分、東京駅から新函館北斗駅まで新幹線で約4時間40分、新函館北斗駅から札幌駅までは特急列車で約3時間30分、合計で約11時間程度の旅程となります。運賃は普通車指定席で片道約39,230円~65,010円です。
フェリー
大阪南港から北海道への直行フェリーはありませんが、近隣の港からフェリーを利用することが可能です。例えば、京都府の舞鶴港や福井県の敦賀港から苫小牧港へのフェリーが運航されています。所要時間は約20時間~24時間、運賃は11,100円~64,200円程度です。苫小牧港から札幌市内へはバスや電車で約1時間30分~2時間程度でアクセスできます。
ここまでくるともはや移動ではなく旅行ですね。移動ととらえると半日成田からサンフランシスコの距離です。
3. 東北エリアから札幌へのアクセス
飛行機
仙台空港から新千歳空港への直行便が運航されています。所要時間は約1時間10分~1時間15分、運賃は8,060円~49,260円程度です。

新幹線+特急列車
仙台駅から新函館北斗駅まで東北新幹線で約2時間30分、新函館北斗駅から札幌駅までは特急列車で約3時間30分、合計で約6時間程度の旅程となります。運賃は普通車指定席で片道約22,720円~41,490円です。 日本しらべ | 日本全国を旅する旅行ブログ格安旅行ナビ+1アクセスチケット+1
フェリー
仙台港から苫小牧港へのフェリーが運航されています。所要時間は約16時間、運賃は5,700円~74,400円程度です。苫小牧港から札幌市内へはバスや電車で約1時間30分~2時間
まとめ
まずは飛行機を取りましょう。時間・料金の面で勝るものはありません。
しかし
確実性を取る場合は鉄路を使用するのもありです。またほぼ同着でフェリーを使用するのもありです。
飛行機が使えないときにいろんな手段を考える際にこのブログのことを覚えていただければ幸いです。

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