このブログは飛行機で北海道に旅行や帰省で帰った人が天候不良で帰れなくなくなりそう。又は帰れないときに何としてでも帰らないといけないときの一案を提示する記事です。
前 提
まず飛行機で来て帰りの飛行機の予約を入れている人を想定しています。

前日にできること
天候不良が予想され、帰れなくなるパターンの天候不良には以下のパターンがあります。
1ー1 夏に多い台風(関東・関西・東北に台風が近づいており、本州側・及び飛行機の経路がぶつかっている場合)
1-2 冬の雪で北海道側が悪い場合
1-3 冬に本州側が悪い場合
1-1の場合は事前にわかっているケースがほとんどです。台風が近づいてくる場合、予想経路や予報円がテレビで見れると思います。
例えば千歳⇒羽田に帰るとして、8月3日に関東付近に近づく場合、8月2日に関西付近であれば、
2日の羽田は早くも絶望的です。風の影響が大きいからです。
少なくても8月1日(九州付近)で帰るように買いなおししましょう。それが不可能ならば、台風が完全に去らないとダメです。このケースなら8月5日か8月4日の午後でしょうか。
1-2の場合は冬季の北海道ではよくありますが、新千歳空港利用の航空キャリアならわかっていますのである程度であれば遅延してでも頑張ってくれます。
しかし、テレビニュース等で大寒波や、冬将軍到来といった表現で警告を発している場合は危険です。前日にふぶいていて、搭乗当日もそれが予想された場合欠航する可能性が高いです。
このパターンの場合前日以前の予想は厳しいです。しかし大雪や吹雪が去ればすぐにまた飛び出します。
1-3の場合は北海道にいる場合察知しずらいので、全国区のニュースを見るようにしましょう。
関東や関西の雪は基本的に珍しいので大事としてニュースで取り上げるケースが大半です。
また、2~3日前からニュースで流しています。
本州の空港は雪に弱いので、一度閉鎖されると天気が完全に回復しないしばらく飛べないケースが多いです。しかし局地的な面が多いので、羽田行きを伊丹や、茨城、仙台等に変更する等である程度は対処可能です。
前日にできることをまとめると、ニュースを見て変更が可能ならば変更することが大事です。
何よりも本州に行くことを優先して、本州に到着した後はあきらめて新幹線等で自宅へ向かうしかありません。前日の対処であれば、時間とお金のダメージも少なくて済みます。

行けると思ったが、当日ダメだった場合
←新千歳空港の地下にあるJR新千歳空港駅
いつもみどりの窓口は混んでます。
1 判断について
一番大事なことは時間と見切りです。
いつまでに帰らないといけないか。そして航空機がそれまでに飛べるかを早期に判断する必要があります。
航空機が飛べるかの判断は上にも一部述べましたが、この天候状態が終日続くか、夕方までには回復するかです。ここで夕方までとしたのは、夜になると航空機のダイヤの関係で昼の人を回収しきれないからです。
1-1 台風⇒早期にあきらめる。鉄路で帰る。これは即断です。
台風の場合は全国的に欠航となります。
そのため、航空会社も解除のタイミングが横並びとなりがちです。切りのいい翌日朝からや、昼からといったスケジュールになりがちです。
1-2 北海道の雪⇒天気のレーダーエコーを見て抜けそうなら我慢する。又は2時間程度粘る。
北海道だけが悪い場合は各社の足並みが微妙に違います。
千歳~羽田、伊丹等はドル箱路線であり、雪も一時的に空いていれば離着陸できるからです。雪の状況を見てみる価値はあります。全滅気味なら早期にあきらめましょう。
1-3関東の雪⇒他の会社の欠航状態を見て復活の兆しがなさそうならば早期にあきらめる。着陸を別の地域に切り替えるか、鉄路にする。
小まとめ
注意したいのは雪で欠航の恐れがある。時間がすでに遅れている等すでに影響が出ていないとキャンセルや振り替えに応じてもらえません。あくまでも航空会社側の判断で飛べないからこちらが変更する。という手順が必要です。(各航空会社の約款確認)
2 あきらめたあと
2-1 まずは、JRの窓口に行くか、サイトを確認しましょう。新千歳空港から新函館北斗までの特急とそこからの北海道新幹線の東京行きを確認し、連接で空いている場合はその場で即決で買いましょう。
ここで、函館までしか空いていない場合でも函館までは行ってみましょう。最悪、函館空港又は函館港からのフェリーの可能性があります。
鉄路のチケットを取れたら航空機のチケットをキャンセルする旨を該当キャリアのカウンターに言いましょう。上の小まとめでもいいましたが、天候不良の場合は返金してくれるはずです。
ここまでの流れをスムーズに行う必要があります。
また、鉄路に切り替えるということは到着時間が3倍以上に伸びることを覚悟しましょう。新函館北斗まで約3時間。そこから東京までが4時間+かかります。8時間以上かかるということで、そこからさらに自宅に帰るとしたらここの判断は昼前後にはしないといけません。夕方16時に決心すると東京でも24時コースです。

ある日の昼11時に調べるとこうなります。新千歳から東京駅まで8時間は見ないとダメです。
新千歳のJR駅で電車に乗ったのちは雪景色を見ながらゆっくり鉄路で帰ってください。乗れるだけでも幸せです。たとえ帰りが遅くなっても鉄路は安心です。寝ておきましょう。
2-2 今回とは異なりますが、フェリーのケースもあります。昔夫がフェリーで苫小牧から大港(茨城)へ帰る予定でしたが、台風の進路と被ってしまい欠航となったことがあります。
その際は、①早期にあきらめる。②苫小牧港又は函館港へ走る。③津軽海峡フェリーで八戸港が選択肢です。
津軽海峡フェリーは一日複数回往復しているとともに、特に函館から青森の船の欠航は少ないです。台風の時でも営業していました。そこで津軽海峡フェリーにのり、約5時間で八戸港。そこから東北道をひたすら南へ進むという道程でした。かなり過酷だったみたいです。
まとめ
前日に見極められればベストです。当日は早い決心を求められますし、予約も競合が多数います。
うまくいくことを願っています。

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